用法を誤ると健康被害が及ぶ可能性があります
日本もアメリカ並みにサプリメント王国になってきたことは、
いまやサプリメントの国内市場が2兆円とも言われていることからもわかります。
しかし、過度にサプリメントを信頼することによって身体面での害を受けている人たちもいます。
先日東京都が医療機関を対象に行ったアンケートでは、
「サプリメントが原因で体調を崩したと思われる患者を診察したことがあるか」という質問に対して、
約2割のの医師が「ある」と答えています。
このすべてが科学的根拠のないサプリメントの服用によって引き起こされる結果ではありません。
サプリメント自体には副作用も害となる要素はないのに、服用の仕方によって健康被害が及ぶのです。
代表的な例として、飲むだけで痩せるというサプリメントを服用し始めてから、
食事を極端にセーブすることによって体を壊してしまうことがあります。
あるいは、肌にいいと言われている成分が配合されたサプリメントを過剰摂取することによって健康被害が出る場合もあります。
サプリメントを使用する場合の大前提は、「補助的役割を超えさせない」ということです。
ダイエットのサポートとして効果を発揮するサプリメントの役割は、あくまでもサポートです。
食生活の乱れをカバーするためのサプリメントを飲むとしても、
できるだけ基本的な五大栄養素を摂取するように努力しなければなりません。
特定の症状に効く成分を過剰摂取すると、
効果がないばかりか他の分野で被害が出る可能性があります。
サプリメントを使用するときは、定められた用法を守りましょう。
定められた用法を守れば、大人ニキビ対策としてのサプリメントも大きな役割を果たしてくれます。
